大阪（梅田・難波）からニジゲンノモリへのベストな行き方・帰り方ルート（日帰り・公共交通機関版）

こんにちは。ニジゲンノモリです。
淡路島にあるニジゲンノモリは、車以外でのルートがよくわからないという話を聞きます。

まず、淡路島に渡る手段は車道とフェリーが基本で、鉄道が通っておらず最寄り駅がありません。
高速バスが近畿圏各所から出ている一方、様々な行先のバスが入り混じっており、淡路島の方向に向かうバスでもニジゲンノモリにたどり着けるバスとたどり着けないバスがあります。
乗り換えルートが非常に複雑であることが、ルートの検討が難しい理由でしょう。

この記事では、大阪から日帰りでニジゲンノモリを楽しむ方向けに、往路と復路のベストルートをご紹介いたします。

なお、この記事は2023年7月1日時点での情報です。ダイヤの更新などがありましたら乗り換えのタイミング等がズレる可能性があります。
また、土日のダイヤを前提としてご案内しております。平日はダイヤが異なるため、ご案内するプランで移動できない可能性がある旨、ご承知おきください。

大阪からの日帰りかつ乗り換えなしで往復したい場合、遊べるのは10時30分過ぎから16時過ぎまでの6時間弱！

この記事では、大阪からニジゲンノモリに来て、遊んで帰る時の往復プランについてご紹介いたします。

先述の通り、ニジゲンノモリのある兵庫県淡路島は鉄道駅が存在せず、本州からは高速バスでの移動が主体です。このため、道路の交通渋滞の有無が大きく到着時間に影響します。
特に土日祝日は全国的にお出かけする家族が増加し、交通渋滞も朝から発生する可能性が上がります。特に頻繁に渋滞する大阪から舞子までの間を高速バスで通るプランは、30～60分程度の遅延を予め視野に入れて動くことをお勧めします。
今回はメインとして大阪からニジゲンノモリへの移動は乗り換えなしで行けるプランをご紹介いたしますが、今回は時間通りに到着することを最重要としたサブプランもご案内いたします。
乗り換えなしプランの場合、10時30分過ぎにニジゲンノモリへ到着し、午後4時過ぎまでニジゲンノモリで過ごすことができます。
時間の関係上、ナイトウォークを始めとした夕方以降オープンのアトラクションで遊ぶことは難しいですが、それ以外のコンテンツは大半を遊ぶことができるでしょう。

ニジゲンノモリで閉園まで遊び、大阪に日帰りすることは可能

なお、舞子での乗り換えが前提とはなりますが、ニジゲンノモリの閉園時間である22時まで遊んだ場合でも、大阪に日帰りすることは可能です。後述しますが、22時11分にニジゲンノモリ F駐車場のバス停から出発するバスに乗れば大阪に日帰りが可能です。このプランであればナイトウォークを遊ぶことも余裕をもって可能です。
ただしJR大阪駅に到着するのは23時31分頃になりますため、そこから電車でさらに移動が必要な場合、終電に間に合わせられるかどうかは事前にご確認ください。

往路メインプラン:午前9時00分発・高速バスかけはしニジゲンノモリ号乗車

往路でまずオススメしたいのは、大阪駅からニジゲンノモリまで直通している「かけはしニジゲンノモリ号」を使うプランです。

このバスは大阪駅のJR高速バスターミナルから発車、「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」に停車します。

このプランを採用するメリットは2つ。

まず、とにかく楽なこと。直通ですので、荷物が多めな場合でも安心です。

次に、大阪駅でのバス停の場所が、中央改札を出て左側すぐにあること。

トイレもコンビニも大阪駅の構内にあるため、バスターミナルの近くに揃っている点も見逃せません。
ただし、9時という早い時間にバスに乗るため、近場の商業施設は空いていない店舗も多いでしょう。
なお特に東京などから前泊してきた方など土地勘がない場合は、買い物もトイレも最低限にしてバス停で待っていることをオススメします。というのも、この大阪駅は「梅田ダンジョン」とも呼ばれる日本有数の道に迷いやすいエリアの一部だからです。周辺を探索して道に迷ってバスに乗り遅れては本末転倒になりますため、可能な限りバスターミナルで時間を潰すことをおすすめします。

デメリットは4つ。

まずは先述の通り渋滞リスク。大阪からの直通バスの場合、移動距離が舞子乗り換えに比べて長く、阪神高速の渋滞の影響をダイレクトに受けます。直通バスであるため乗り換えの時刻表は考慮しなくて良いのが嬉しい点ですが、ゴールデンウィークやお盆の時期は20～30分、あるいはそれ以上の遅延を計算に入れておいた方がよいでしょう。

2つめは、ニジゲンノモリの開園前に到着できるバスがないこと。大阪発の場合、ご紹介している10時34分ハイウェイオアシス着が最も早い直通バスです。

3つめはバスを降りる場所。

本プランでバスを降りる「ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）」は、ニジゲンノモリがある県立淡路島公園のいわば東口への到着です。「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」は公園の西側にあるため、バスを降りてから徒歩20分ほどかかります。他方、7月オープン予定の「ニジゲンノモリ×『鬼滅の刃』コラボイベント」などはこちらの入り口がかなり近いですね。

※公園内の上記地図に描かれた赤点線部分は園内を定期的に巡回するトラムカー（有料）が走っていますため、「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」で遊ぶ際はご利用をご検討ください。

4つめは、ゴールデンウィークなど一部の期間中ルートが変わること。

https://nijigennomori.com/2023/04/23/access/

特定の期間中、ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）ではなく、淡路ICという高速バス乗り場に停まります。

この時期はパソナグループが運営する無料シャトルバスで「ニジゲンノモリ F駐車場」まで乗り継ぐ必要があります。このシャトルバスはこのプランの到着時間前後は約30分に一回のペースで運行されており、定刻通りに淡路ICに到着した場合、10時54分淡路IC発10時57分ニジゲンノモリF駐車場着のシャトルバスに乗り換えることができます。

しかし、道路の渋滞で到着時間に15分以上の遅延があった場合は、さらに一本後の11時34分淡路IC発のシャトルバスを待つ必要が出てきます。

帰路の項で説明しますが、淡路ICからニジゲンノモリまでは歩くこともできます。ただし「ドラゴンクエスト アイランド」や「ゴジラ迎撃作戦」のある西側エリアまでは20分程度歩きますので、荷物が多い場合はあまりおすすめできません。

また、この淡路ICにはトイレもコンビニも自動販売機もありません。淡路ICで乗り換える場合、事前にトイレを済ませ、水分もペットボトルなどを準備しておいてください。

復路メインプラン：16時43分 ニジゲンノモリ(ハイウェイオアシス)発

ここからは帰り道、復路の説明をします。
復路の乗り換えが少ない楽々ルートは、往路と同じく「かけはしニジゲンノモリ号」を使うプランです。

淡路島を出るバスは時間が遅くなると大阪や三宮まで運行せず、舞子止まりになるバスがほとんどになります。大阪まで一本で帰れるバスの最終は16時43分、三宮まで出られる高速バスも18時40分にニジゲンノモリを出ますため、楽に帰りたい方は逃さないようにしましょう。

このプランを選ぶメリットは、乗り換えがない点。高速バス一本で大阪まで帰れますので、非常に楽です。

他方、このプランを選ぶ上での注意点は3点あります。

まず、大阪到着の時間が一定しないこと。阪神高速道路の渋滞に極めて強い影響を受け、到着予定時刻の遅れが多く発生します。
時刻表上では18時09分に大阪駅到着予定ではあるのですが、1時間以上スケジュールに余裕をもっての行動をオススメします。

2つ目ですが、直通の終バスは舞子乗り換えに比べて、6時間ほど最終バスが早い点が挙げられます。
単純に遊べる時間が減るというデメリットも大きいのですが、ニジゲンノモリは「ナイトウォーク」など、日没後限定で遊べるアトラクションもございます。この直通バスを使った復路プランの場合、最も日没時刻が早い12月の日(16時50分前後)であったとしても、ナイトウォークの開始前の時間よりもバスの出発時間の方が早く、直通バスを使う場合はナイトウォークを遊ぶことはできません。また「ドラゴンクエスト アイランド」などの大型アトラクションはフルで遊ぼうとすると2～4時間前後見ておいた方がよく、その場合遊ぶアトラクションは2つ程度にしておいた方が安全と言えるでしょう。

3つめは、往路同様、ゴールデンウィークなど一部の期間中ルートが変わること。

https://nijigennomori.com/2023/04/23/access/

特定の期間中、ニジゲンノモリ（ハイウェイオアシス）ではなく、淡路ICという高速バス乗り場に停まります。

この時期はパソナグループが運営する無料シャトルバスで「ニジゲンノモリ F駐車場」から「淡路IC」まで乗り継ぐ必要があります。このシャトルバスはこのプランの到着時間前後は約40分に一回のペースで運行されており、16時20分F駐車場発、淡路IC着16時22分のシャトルバスに乗ればちょうどいいでしょう。

この淡路ICにはトイレもコンビニも自動販売機もありません。淡路ICで乗り換える場合、事前にトイレを済ませ、水分もペットボトルなどを準備しておいてください。

なお、この場合バスの乗り場は東側のハイウェイオアシスではなく、西側のF駐車場にある「ニジゲンノモリ F駐車場」バス停になりますため、ご注意ください。

22時11分 F駐車場発の北淡路西海岸ラインを逃した場合

まず言えることは、22時13分のバスは可能な限り逃さないようにしてください。このバスを逃すと、淡路島を出るための労力が比較にならないほど増えます。具体的には、ニジゲンノモリから淡路ICまで20分以上歩いて淡路IC発の最終バスを待つか、タクシーを呼ぶかのいずれかになります。

淡路IC発の最終バスは、23時05分に淡路ICを出発します。ニジゲンノモリ F駐車場から淡路ICまでは、パソナグループが運営している無料シャトルバスが出ているのですが、2023年6月のシャトルバス休日時刻表は以下の通り。

最終シャトルバスの淡路IC到着時刻23時02分は高速バスの最終23時05分には間に合わない可能性が高いです。一見23時05分の高速バスに間に合いそうに見えますが、バス停が離れているため、全力ダッシュしたとしても間に合う保証ができません。一つ前の22時であれば当然間に合いますが、それであれば22時13分に同じ場所を出て直接舞子まで行ける北淡路西海岸ラインを使った方が良いでしょう。

なお、最終シャトルバスが23時07分に停まる終点の岩屋ポートから、フェリーで明石港に向かうことができます。
ただし、明石港まで出たとしても、明石駅発の大阪への終電への乗換が恐らく間に合いません。(タクシー併用でもかなり難しい)
この場合、大阪方面は東須磨駅までしか出られないため、タクシーの費用を考えると同じタクシー利用でも後述の舞子ルートの方がよいでしょう。

22時11分のF駐車場発高速バス「北淡路西海岸ライン」舞子方面最終便を逃さないようにしてください。バス停はF駐車場入り口すぐにありますので、閉園ギリギリではなく、時間的な余裕をもって移動してください。

最終復路プラン：23時05分 淡路IC発 高速バスに乗車（24時28分大阪着）

22時13分を逃した場合、それでも大阪に帰れるルートをご案内します。

淡路ICまで徒歩で歩き、23時05分の高速バスに間に合わせる方法です。
ただし、ニジゲンノモリから淡路ICまでは本来シャトルバスで移動する距離で、徒歩の場合20分以上歩きます。それでもバスに間に合わせるのであれば、徒歩しかありません。

注意点は、淡路ICにも、徒歩の距離の間にも、施設と呼べるものはほぼないこと。コンビニはありません。トイレもありません。水分補給を考えるのであれば、ニジゲンノモリのF駐車場入り口にある自動販売機で何か買っていった方がいいと思います。また、閉園までに必ずトイレには行っておいた方がいいでしょう。また、舞子駅構内のコンビニも23時閉店のようなので、途中の買い物はほぼできないものとお考えください。

また、閉園の22時から徒歩で淡路ICまで歩いた場合、次のバスは23時05分。時間がかなり空きます。季節にもよりますが昼夜で気温変化があるため、羽織れるものの用意など、服装には十分ご注意の上ご来園ください。

なお、あまりお勧めはできませんが最初から23時05分の淡路IC発高速バスを狙って動く方もいらっしゃるかもしれません。その場合はニジゲンノモリのA駐車場が淡路ICの最寄となります。ナイトウォークなどで園内移動用のバスを使う場合は、A駐車場で降りた方が、淡路ICへの移動距離は短いでしょう。

 

大阪日帰りの場合の遊べるアトラクションについて

直通バスで帰りたい場合は、夜限定のアトラクションは難しいです。
ただし帰り道が舞子乗り換えになっても良い場合、ニジゲンノモリが閉園する22時からでも大阪まで帰れますので、ナイトウォークも余裕を持って楽しめるはずです。

ニジゲンノモリはアトラクションごとに1時間～4時間半程度で遊べるため、複数のアトラクションを遊ぶことができます。

（https://nijigennomori.com/faq/ より）

※いずれも、体験者のスキルやアトラクションの混雑状況により体験時間が異なる場合がございます。 また、一部アトラクションには安全器具の装着およびレクチャーの時間も含まれております。

まとめ

大阪からニジゲンノモリへ日帰りでの来園をする場合は直通バスがあるため、乗車できれば来園は非常にスムーズです。ただし、時間を気にするのであれば舞子まで電車で向かい、乗り換えた方がいいかもしれません。
帰り道はなるべく時間に余裕を持って、ナイトウォークを遊ぶ場合でも、22時13分にF駐車場を発車する北淡路西海岸ラインに乗った方が安全です。もし22時13分に乗りそびれた場合、20分以上歩くか、タクシー前提のプランを迫られるでしょう。

もし道路渋滞でチケットの時間に遅れた場合、アトラクションの入り口の担当者にお声がけください。時間変更などの案内をさせていただきます。

あなたのニジゲンノモリへのご来園をどうぞお待ちしております。